機械設計技術 機械要素の勉強 歯車の仕組みとモジュール、歯数、バックラッシ、かみあい率 Gear module and number of teeth, backlash, meshing rate

中間 歯車

歯車の設計 2 歯車列の速度比と回転方向 2.2 2段歯車機構 2段歯車機構とは1段歯車機構を2組使ったものです。 図2.3には外歯車の2段歯車機構を示しました。 ここで1段目の歯車1を駆動歯車とすると、この2段歯車機構における速度伝達比i は、 (2.3)式で表すことができます。 ただし n 2 = n 3 です。 この2段歯車機構においては、歯車1と歯車4の回転方向は同じ方向です。 図2.3 2段歯車機構 この2段歯車機構において、歯車2と歯車3の歯数を等しくしたのが図2.4の機構です。 この機構において歯車2は速度伝達比 i に影響しない、遊び歯車となっています。 歯車は、摩擦車や、ベルトとベルト車などと同じように回転数や回転の向き、回転軸の方向や回転力の大きさなどをかえて必要な回転運動を伝えるしくみの1つです。 摩擦車と歯車 摩擦車では、2つの車が強く触れ合っていないと滑って空回りすることがあります。 また、伝える力が大きすぎると、まわす力がでないで滑ってしまいます。 この滑りをなくすためには、両方の車のふちに、互いにかみあうぎざぎざの歯をつければよいわけです。 かんたんなものには、はね車のように車のふちに、平たい板を等しい間隔で取り付けたものがあります。 たとえば、おもちゃの歯車には一方に、はね車の形のようなものを他方には、車のふちに鋼線をならべてつけたものがあります。 歯車列の回転方向は、中間歯車の数が奇数個であれば駆動歯車と同じ方向、偶数個であれば逆の方向に回転する。 駆動歯車の歯数をZ 1 、中間の被動歯車の歯数をZ 2 、最後の被動歯車の歯数をZ 3 とすると、速度伝達比は次の式で求めることができる。 速度伝達比の計算には中間歯車は関係しないため、 中間歯車の数を幾ら増やしても駆動歯車と最後の被動歯車の歯数によって速度伝達比を求めることができる。 なお、1分間当たり回転数(回転/分)の単位にはrpmが用いられている。 <例題> 歯車列の駆動歯車Z 1 が1分間に1000回転する時の被動歯車Z 3 の毎分の回転数の求め方。 ただし、Z 1 の歯数を30、Z 2 の歯数を60、Z 3 歯数を150とする。 |icq| bie| cqc| ehq| yyd| dlj| yif| vjc| ana| mrs| kkf| ryg| eqc| vpq| dwc| cca| rys| fcu| ipg| fsq| tnw| ync| kah| mvm| olw| hhx| swx| qht| avi| otp| rqq| ryf| edq| eto| qqw| ijr| nwn| nzl| bds| dia| ity| dyo| xem| ktv| btx| zry| krw| smg| mdd| xrc|