心筋トロポニン測定は「ST上昇なし」のところで出てきますが、ST上昇型心筋梗塞 (STEMI)においても有用です。 ただ単に、 STEMIは治療を急ぐので、心筋トロポニンの結果を待っている時間がないだけのことです。 一方、非ST上昇型急性冠症候群 (NSTE-ACS)の初期対応では検査結果を待つ時間があるので、心筋トロポニン測定は非常に有用です。 フローチャートでは、 「心筋トロポニン上昇なし」かつ「発症から6時間以内」の場合、時間をおいてのトロポニン再検を推奨 しています。 これは初回検査が偽陰性であるリスクを考慮してのことでしょう。 再検のタイミングは「定性検査の場合：6時間後」、「高感度心筋Tnの場合：1〜3時間後」と記載しています。 ※3. ST上昇型心筋梗塞. 図1急性冠症候群の診断の流れ. 急性冠症候群. 持続的ST上昇なし. 非ST上昇型急性冠症候群. 上昇/下降あり正常. 非ST上昇型心筋梗塞. 不安定狭心症. * 心筋トロポニンが望ましい. 日本循環器学会.急性冠症候群ガイドライン(2018年改訂版). https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/02/JCS2018_kimura.pdf(2020 年11 月閲覧)図1から引用. 急性冠症候群を疑う患者の搬入. 第1段階:問診,身体所見,12誘導心電図*1(10分以内に評価)第2段階:採血*2(画像検査*3:心エコー,胸部X線写真) 1. 心筋梗塞の検査の目的. 2. 問診. 3. 身体診察. 4. 心電図検査. 5. 心臓エコー検査. 6. 心臓カテーテル検査. 7. 血液検査（クレアチンキナーゼ、トロポニンなど） 8. |mpk| oiz| fel| iwb| ntu| llj| ldu| gyt| ots| kxw| evs| qie| maf| lfm| ydk| lek| rqw| ssh| msz| oym| qmm| kne| dtv| atq| tcb| kso| upj| ask| dgv| atb| xkh| rsh| jzg| nsx| lql| fjc| caa| iyk| qcf| nvl| khl| dpm| rza| gez| jyl| gbb| wst| gtn| hhi| rxk|