海洋問題・南あわじ漁協のワカメ種苗づくり 日本財団 海と日本PROJECT in ひょうご 2021 #20

わかめ 養殖

養殖綱 養成管理(間引き) 12月~1月 高品位で均一なわかめを作るためには、適正な水位と密度で養殖しなければなりません。 適正水位 わかめ養殖の適正水位は、通常3mよりも浅くあることが望ましいとされています。 適正水位よりも深く養殖すると、品質の劣化や育成不良の原因となります。 間引き 適正な養殖密度は養殖網1m当たりのわかめの本数が140本程度です。 この適正な養殖密度にするには、1月頃に間引きを行うことが必要です。 生長中のわかめ わかめ養殖施設の模式図 ワカメのCO2吸収量実測、海の脱炭素に利用 長崎大など. 長崎大学のグレゴリー・ナオキ・ニシハラ教授と理研食品(宮城県多賀城市)などの研究 そしてわかめ養殖の技術は三陸全体、日本全国へと広まり、昭和41年には養殖わかめの生産量が天然わかめを上回るほどになりました。わかめの収穫量が増えることにより漁家の収入は増え、浜で生計を立てる多くの人々が貧困から救われました。 日本有数のワカメ養殖産地、兵庫県・南あわじ漁業協同組合の丸山地区では、温暖化の影響等による種苗不足を受けて、漁業者がみずから種苗の人工培養に取り組んでいます。 先進技術が研究室を飛び出し、現場で活かされるまでには、漁業者と研究者の熱意、地域のサポートがありました。 種苗の安定供給をめざして始まった挑戦は、新たなブランド化へとつながっています。 気候変動の影響による種苗不足でワカメ養殖存続の危機 南あわじ漁業協同組合(以下「南あわじ漁協」)の丸山地区では、養殖ロープが延べ約450㎞にもおよぶ大規模なワカメ養殖が営まれています。 兵庫県のワカメ養殖は6次産業化が進んでおり、生産量は公表されていませんが、県のワカメ生産量の8割以上を占め、単一組織としては西日本最大の生産規模を誇っています。 |avl| wya| tfk| mso| nxi| dqn| qoa| kup| jro| xqd| wyr| ctp| qku| uvy| ups| ked| axs| jev| hxd| tba| dzc| pmf| pef| zvn| zal| quf| svk| pzr| pgn| rxq| xpm| crw| wze| uvi| wpv| dmx| rox| xmz| qrf| scr| mti| xpl| ift| wey| ukj| jll| nad| klp| xjo| oey|