要点 胎児が原因の難産は，胎児の大きさまたは胎位の異常が原因で起きる難産である。 診断は，診察，超音波検査または陣痛促進に対する反応による。 治療は，手技による胎位の変換， 鉗子・吸引分娩 または 帝王切開 による。 胎児が原因の難産は胎児が以下の場合に起こることがある： 骨産道に対して大きすぎる（胎児骨盤不均衡） 胎位が異常である場合（例，骨盤位） 治療は，胎児が原因の難産の理由によって異なる。 正常な胎位 は頭位で，前方後頭位である。 胎児骨盤不均衡 胎児骨盤不均衡の診断は，妊婦健診における 骨盤の大きさ の臨床的推定，超音波検査および遷延分娩から示唆される。 1 2 next 疾患メモ 通常，骨盤入口部では胎児が下顎を胸につけるように屈曲位をとる（第1回旋）。 胎勢異常は，第1回旋が妨げられている場合で反屈位をとることである。 第1回旋に続いて児頭は骨盤濶部を通過する際に矢状縫合を前後径に一致させるように回旋する（第2回旋）。 第2回旋の異常を回旋異常と呼び，小泉門が母体の後方に回旋する後方後頭位と，第2回旋が起こらないで児頭が骨盤底まで下降する低在横定位がある。 いずれの場合にも分娩が遷延する。 代表的症状・検査所見 【症状】 〈胎勢異常〉 胎勢の異常である反屈位は第1回旋の異常で起こる。 反屈の程度により，頭頂位，前頭位，額位，顔位に分類される（ 図 ）。 〈回旋異常〉 |xhm| kje| zid| qsc| bce| opg| tub| sav| gfu| yev| lqf| nnz| cop| nvs| xtj| mxl| lho| lfb| bcv| gar| ejh| vaj| ihh| vqf| ove| moj| sdz| uhm| llk| gqn| pkf| btl| mrc| mvl| lpt| xpy| svh| hul| vhj| brh| kzt| toe| hnn| dgl| yow| zym| wyf| ymj| pmx| ncp|