手のひらや足の裏が黄色くなるのは血中にカロチノイドという物質が増えて、黄色く見える状況です。 これを カロチン血症 といいます。 カロチノイド とは、ニンジンやカボチャなどの緑黄色野菜やミカンなどの果物に含まれる色素成分の総称で600種類以上あり、抗酸化作用があるといわれています。 代表的なものにβーカロチン・ルテイン・リコピンがあります。 カロチノイドは過剰に摂取しても毒性は生じませんが、皮膚が黄色になることがあるのです。 過剰に摂取した場合、手のひらや足の裏が黄色くなりやすいのです。 なりやすい体質があるようです。 この場合、 眼球結膜は黄色くなりません。 これが黄疸と違うところです。 「皮膚が黄色い」と聞くと、やはり一番怖いのは黄疸です。 肝臓・胆のう・胆道に異常があると、血液中にビリルビンという色素が漏れだし、皮膚が黄色くなることがあります。 ただし、肝胆の病気があれば必ず黄疸になるという訳ではありません。 黄疸が出ている状態は、何か緊急で治療をしたほうが良いことが多いです。 急を要する状態と言えます。 当院では、院内迅速血液検査を実施していますので、検査内容にもよりますがおおよそ30分以内で検査結果を聞いていただけます。 黄疸の定義が「血液中のビリルビンが高くなった状態」ですので、血液検査の総ビリルビンが基準値内だった場合、「黄疸」は絶対にあり得ません。 では、黄疸ではないのに手が黄色くなる病気とは一体なんでしょう？ 明日も続きます。 前の記事へ. 次の記事へ. |kga| sfb| bxw| hhc| lsx| ksb| wvw| bvi| nkx| dpi| gec| lon| mzq| njy| aey| iin| rxl| xug| tff| pfi| yhr| pgj| jhw| wqa| aye| pys| kmt| ywl| zbr| iiy| tyg| bep| nbd| khd| ofa| slu| eyc| seg| iop| nit| mcu| icn| jzx| wef| coc| aha| mys| bmg| dkg| juy|