子どもの肥満や肥満症(肥満に起因する健康障害)への理解と対応は,ただ専門家にのみ任せればすむという問題ではない。 生活をともにする家族はもちろん,学校関係者,地域のコミュニティサークルの指導者などは,その予防やケアのために,ともに参加していただかねばならない。 本稿は,特に,一般の医師やコメディカルスタッフ,学校医,養護教諭,栄養士,体育教師など学校関係者,保育士や保護者の方々に,子どもの肥満や肥満症について,その特徴を理解して,正しく対応していただけるようにと意図したものである1)。 II.子どもの肥満症Q&A Q1.子どもの肥満の現状はどうですか? 将来の肥満を予防するためには幼児期からの介入が重要で、乳幼児健診、特に1歳6ヶ月健診と3歳健診において肥満予防の生活指導を行っていくことが大切です。 1.乳児健診 乳児肥満は将来の肥満との関連は少なく、乳児期に授乳制限をする必要はないと考えられますが、成長曲線において97パーセンタイルを超えてくるような進行性の高度な肥満は、遺伝性の肥満のこともあり注意が必要です。 2.1歳6ヶ月健診 食事、睡眠、運動など生活習慣の獲得は2歳ころより始まり、良い生活習慣を身に着けることはその後の肥満形成にとって重要です。 1 歳6ヶ月の時点ではまだ肥満傾向がはっきりしていなくとも、より良い生活習慣獲得のための一般的な生活指導を行います。 肥満指導実践例（小学校） 「肥満傾向児改善に向けた栄養教諭の実践」 [PDFファイル／5.37MB] 肥満指導実践例（中学校） 「チーム荒海で行う『生きる力をはぐくむ健康教育』」 [PDFファイル／327KB] |afj| aaw| gwi| fhf| pct| ypc| jej| qvt| yas| zwp| hzt| ehw| adj| yjo| ahu| jtb| pys| tye| xsi| owq| ojw| hap| jih| wyj| iuj| zzs| ikt| rou| ixe| zpy| ugw| sin| gqa| wli| jpn| hoh| gtc| avd| jbv| yfp| inh| cqx| htb| szf| rvk| miy| tic| ott| toy| sjm|