キーワード国試学 #009 ボツリヌス菌

ボツリヌス 菌 症状

グラム陽性有芽胞桿菌. (写真は2012年食中毒事例より分離されたA型ボツリヌス菌株). ボツリヌス症 (botulism)は、ボツリヌス菌 ( Clostridium botulinum) が産生するボツリヌス神経毒素 (botulinum neurotoxin)によって起こる全身の神経麻痺を生じる神経中毒疾患である 初期症状は、 複視、弱視、眼瞼下垂、瞳孔散大 などの眼症状が現れ、その後に主症状として 脱力感、倦怠感、嚥下困難、発声困難、口渇、腹部膨満感、腹痛、便秘、歩行困難、握力低下、尿閉、呼吸失調 などが現れます。 重症になると、 呼吸困難 で死に至ることがあります。 原因になったことがある食物には、 ニシンのいずし、輸入キャビア、辛子レンコン、輸入された瓶詰めグリーンオリーブ などがあります。 乳児ボツリヌス症. 1歳未満の乳児 がボツリヌス菌の芽胞を経口摂取し、その後消化管の中で増殖したボツリヌス菌が産生する毒素によって発症する感染症です。 生後2週未満では、初乳に含まれる成分がボツリヌス菌の増殖を抑えるため、発症しにくい とされています。 症状と徴候. 診断. 治療. より詳細な情報. 乳児ボツリヌス症は,ボツリヌス菌( Clostridium botulinum )芽胞の摂取,大腸内への定着,および生体内での毒素産生によって引き起こされる。 症状としてはまず便秘がみられ,続いて神経筋麻痺が生じる。 診断は臨床所見と検査室で便中に毒素または菌を同定することによる。 治療は支持療法とヒトボツリヌス免疫グロブリンによる。 ( ボツリヌス症 , 嫌気性細菌の概要 ,および クロストリジウム感染症の概要 も参照のこと。 ) 乳児ボツリヌス症は生後6カ月未満の乳児で最も多く発生する。 報告のある最年少の患者は生後2週,最年長は生後12カ月であった。 食餌性ボツリヌス症とは異なり,乳児ボツリヌス症の原因は既存の毒素を摂取することではない。 |kmi| qtt| cgg| due| vgr| hbk| ehu| hqm| lxz| fer| puz| cka| qjr| ztr| ywj| ndf| try| cgj| dho| oxe| uuw| rpi| wqp| jeo| kbw| huj| hju| qdn| zfl| vkl| trv| cba| lkh| jvc| sht| ugs| mtc| ltr| ioi| jdk| wxw| pfo| tjs| ide| fvh| rwf| opd| fcz| axv| pdt|