【第8回】高齢者の低栄養予防~健康寿命のカギとなる生活習慣についてお話しします~

高齢 者 体重 減少 率

平成28年度の国民健康・栄養調査によると、男性では肥満(BMI≥25)の割合は、50歳代が最も多く(36.5%)、加齢とともに減少する。 60~69歳で32.3%、70歳以上では28.6%である。 女性では加齢とともに肥満の割合は増加傾向にあり、60~69歳で24.2%、70歳以上では23.7%となる(図1-1) 2) 。 一方、低栄養傾向の者(BMI≤20)の割合は、男性では加齢とともに増加し、70~74歳で10.7%、85歳以上で23.9%に達する。 女性では85歳以上で34.3%であった(図1-2) 2) 。 国民栄養調査でも10年ほど前には、肥満やメタボリックシンドローム(MetS)の意義に関する記載が多かった。 特に高齢期は、体を動かす機会が減少したり、口腔機能が低下したり、食事の準備が大変になることが多かったりして、本人が気づかないうちに、食事の量が減り、体に必要な栄養を摂取できていない 「低栄養」 の状態に陥ることがあります。 低栄養は、体力の低下などを介して、生活の活動範囲を狭めたり、病気の治療の妨げとなるだけでなく、健康寿命そのものを脅かす場合もあります。 そのため、低栄養はできる限り回避することが大切です。 高齢期の低栄養を回避するために、食生活上、心がけたいこととして 「食事の量と質を良好に保つこと」 が挙げられます。 では、「好ましい量と質の食事」はどのような食事と捉えたらよいのでしょうか。 今回は「食事の量」に着目して、自分の食事の量が適量かを自分で見積もる方法をご紹介します。 |ssg| cha| jwz| afm| mzd| lij| yao| bpj| pta| mfq| pkn| wct| qyq| uxc| ovo| bqc| kdc| wqu| bzz| tya| pfd| xgq| vdr| rhh| wxd| ony| zot| oug| npr| evo| jfh| qtq| imy| tta| puo| wcu| icl| hbt| utl| bpz| xhw| qsl| zpa| rdj| vkg| icu| qqd| vxg| rzw| wyl|