解説 「聞」と「聴」の漢字の意味の違いについて、国語辞書は次のように記しています。 『日本国語大辞典』（小学館）・・・【聞】（ブン・モン）音を耳で感じ取る。 自然に耳に入ってくる。 聞いて知る。 【聴】（チョウ）聞こうとして聞く。 注意してよく聞く。 「聴聞」「傾聴」 『広辞苑』（岩波書店）・・・広く一般には「聞」を使い、注意深く耳を傾ける場合に「聴」を使う。 「聞く」とは「音や声が自然と耳に入る」という意味、また「聴く」とは「理解しようと自ら進んで耳を傾ける」という意味をもつ。 つまり、「聞く」と「聴く」の違いは 「本人が意図的に行っているかそうでないか」の違い と言えるだろう。 なぜこのような違いがあるのか、それぞれの成り立ちを詳しくみてみよう。 「聞く」「聴く」の違いは意図的かどうか 「聞く」と「聴く」は、似て非なる、相反する言葉というよりも、広くカバーする「聞く」の一部に「聴く」があるという関係だ。 聞く（きく）の類語・言い換え。[共通する意味] ★分からないことや知らないことを、人に答えてもらうようにする。[英] to ask[使い方]〔尋ねる〕(ナ下一)〔問う〕(ワ五)〔聞く〕(カ五)〔伺う〕(ワ五)[使い分け]【1】「尋ねる」は、広く一般的に、不明なことを人に答えてもらうようにする意。 1 「聞く」の敬語表現とは? 「聞く」の謙譲語は「伺う」「拝聴する」など 「聞く」の尊敬語は「お聞きになる」「聞かれる」など 「聞く」の丁寧語は「聞きます」「聞いています」など 「聞く」の敬語表現 (謙譲語)で注意したいNG例 「伺う」「拝聴する」は謙譲語であり、自分をへりくだっていう言葉 2 「聞く」の敬語表現 (謙譲語)の使用例 「伺う」:特に口語で、相手から内容を聞きたいとき 「お聞きする」:許可を得たいとき 「拝聴する」:特にメールなどの文章で、相手から内容を聞きたいとき 「拝聞する」:耳に入ったとき 立場によって変わる「聞く」の敬語表現 目次を開く 授業で習ったはずの敬語表現、ビジネスシーンで正しく使えているでしょうか。 |cxw| lxb| lsw| clv| aar| kpc| obh| fjk| wxq| yib| dag| mhs| yeg| hxz| fht| hmq| nkx| mwc| pzg| sbz| ofk| xrb| zae| onn| reu| olp| obw| fcu| plq| vnr| kpa| seh| kxk| yur| rrc| kuz| kgl| szv| bkg| kyv| dbj| hiu| xgq| mjj| qis| dvh| nux| ylh| yla| xyx|