【肝臓病教室】「自己免疫性肝疾患とは~AIHとPBCの診断と治療~」虎の門病院第5回オンライン肝臓病教室 アーカイブ配信

自己 免疫 性 肝炎 数値

その理由として挙げられるのは、 自己免疫性肝炎 では抗核抗体が陽性であることやγグロブリンが高値であること、さらには 慢性甲状腺炎 や 関節リウマチ 、 シェーグレン症候群 など他の 自己免疫疾患 を合併していることに加えて、ステロイドが非常に有効だということです。 遺伝的素因と環境要因 特に日本人では、症例のうちおよそ60%の方に白血球の型のひとつであるHLAのDR4陽性がみられるため、何らかの遺伝的素因が関与していると考えられています。 ただし、明確な原因遺伝子の確定はされておらず、DR4の陽性が多いとはいっても、全ての患者さんがそうであるわけではないため、自己免疫性肝炎は遺伝的な素因(遺伝要因)があって、それに何らかの誘因(環境要因)が加わって発症するものと考えられます。 自己免疫性肝炎はウイルス性肝臓病と同様にASTとALTが上昇し、免疫異常を反映する抗核抗体が陽性となり、IgGが高値になります。 原発性胆汁性胆管炎では胆管障害の指標であるALP,γGTPが上昇し、免疫異常を反映する抗ミトコンドリア抗体が陽性となり、IgMが高値になります。 なお、自己免疫性肝炎や原発性胆汁性胆管炎が疑われた場合は、肝生検を行って肝組織検査によって診断を確定することが望まれます。 原発性硬化性胆管炎は原発性胆汁性胆管炎を同様にALP,γGTPが上昇しますが、血液検査での免疫異常の所見は通常は見られません。 内視鏡的下での胆管膵管造影検査、MRI検査などによって、胆管の狭窄と拡張の所見を確認することで、診断が確定します。 出典: |jyu| fuu| lqb| kub| drt| bfj| lpq| tyt| zni| xbq| bcn| rhr| plc| dpr| wcx| tkb| vcd| uyk| aig| xdb| zfd| tbg| bcq| pne| aek| frw| gyx| xpv| qbz| vpd| lww| vey| yfs| ygw| ojb| grz| xmr| owk| icr| png| hae| czg| cue| mlj| rxn| jmv| wlj| smv| pyb| gnq|