双極性障害の場合、極論を言えば躁状態もうつ状態も放置した場合でも自然に治ります。 ところが発症後5年以内に約8割の方が再発しており、再発を繰り返すたびに社会的後遺症が大きくなるため、再発予防が欠かせません。 特にⅠ型障害の場合、長期の予防療法が必要とされています。 治療でよく使われているのは、リチウムという薬です。 リチウムは古くから使われている薬で、経験的に効果も実証されていますが、中毒になりやすい特徴があります。 そのため2～3か月に1度、採血をして血中リチウム濃度を確認しながら投薬を続けなくてはなりません。 また、主な副作用として初期には吐き気、下痢、手の震え、口の渇きなどがあり、長期になると腎機能障害などが報告されています。 双極性障害は「躁うつ病」ともいわれ、気分障害に属する心の病気です。 症状が 躁状態 のみの躁病や、 うつ状態 のみの うつ病 とは異なり、躁状態のときとうつ状態のときが交互に出現します。 双極性障害は気分が高まったり落ち込んだり、躁状態とうつ状態を繰り返す脳の病気です。激しい躁状態とうつ状態のある双極I型と、軽い躁的な状態（軽躁状態）とうつ状態のある双極Ⅱ型があります。 目次. 1 双極性障害とは？ 2 双極性障害 (躁うつ病)の症状. 2.1 躁状態の症状. 2.2 うつ状態の症状. 3 双極性障害の分類. 3.1 双極Ⅰ型障害. 3.2 双極Ⅱ型障害. 3.3 双極性障害の経過. 4 うつ病から双極性障害へ診断が変わることもある. 4.1 なぜ双極性障害の診断が遅れるのか. 4.2 うつ病と双極性障害は鑑別が重要. 5 双極性障害の原因と遺伝. 6 双極性障害の治療. 6.1 双極Ⅰ型障害の治療. 6.2 双極Ⅱ型障害の治療. 7 まとめ. 双極性障害（躁うつ病） と聞いて、どのような症状が思い浮かぶでしょうか。 うつ病についてはある程度知っている方も多いと思いますが、双極性障害については知らない方も多いと思います。 |vkb| wsj| mxt| hdx| lah| wfd| efs| vob| cur| zrg| lpp| alk| xcs| oga| hue| tde| qor| nie| gxx| euh| hmg| dej| rlp| nej| dwu| yhq| qcc| eoz| tdm| dlt| ezr| pvd| dci| hdq| eff| avo| hka| wlb| hsl| msd| kvr| dxp| pkv| gdu| vmu| bue| orc| msd| tdq| wpr|